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すんで不動産部 南
アラフォー 男性 得意エリア: 東京都中央区、DINKsエリア
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すんで取締役の南です。副業、してますか?
20代のキャリア論では、副業にかまけるな、というようなことも書いていますが、自分自身は、すんで社以外での副業をしています。そこで今回は、副業歴10年のキャリアを踏まえ、考え方を少し書いてみます。
私は31歳でベトナムに移住し、ベトナム語を勉強しました。1年くらい生活し、だいぶベトナム語をマスターしたのち、副業として出てきたニーズが「ベトナム語を教える」というものです。
背景として、近年、チャイナ+1の動きもあり、ベトナムに住む日本人が増えています。私もその1人ですが、それはつまり、「ベトナム語を勉強したいという日本人」も増えていることを意味します。ベトナム語は発音が難しく、マスターするのに時間がかかるのですが、日本語との近似性やコツを掴めば、比較的早く話すことができ、そのためのお手伝いは日本語ネイティブの先生の方が効果的な印象です(逆にベトナム語ネイティブだと、日本人の間違えやすい発音が、感覚的に理解しにくい)。
そこで私は、知り合った日本人相手に、ハノイ市内でベトナム語を教えるバイトを始めることとしました。3人程度集めてもらって、1人2,000円くらいいただくという副業です。10年近く前でしたが、6,000円くらいあれば、ちょっと良いホテルに泊まり、和食屋さんでトンカツを腹一杯食べることくらいはできました。
かの有名な美味しんぼ11巻より。
ベトナムから帰国後、組織に縛られない暮らしがしてみたいな、と思い、1つの会社から10万くらいもらって、それを5社つくれば月給50万円じゃん!とアイディアが降ってきました😎
そこで、ベトナムで知り合った不動産会社の顧問になる、ベトナム人観光客を対象にしたインバウンドの会社の顧問になったりと、副業を本業にする試みをはじめました。これは現在に至るまで、入れ替えはありますが、常に2社くらい動いています。そんな会社、どうやって見つければいいの?ということは後述します。
①と関連しますが、日本においても、ベトナム人が増えている、というニュースを耳にする機会が多いと思います(ポジティブなニュースばかりではないのが胸が痛いですが・・)。
そこで、ベトナム語の通訳として活動をすることとしました。会社や団体に登録し、スポットでバイトをする仕組みです。先日は沖縄で、弁護士の通訳として活動しました。ちょっと変わったところだと、行政の窓口(関東の某市役所)で通訳のバイトをした経験があります。週に1回、9時から17時で、窓口に来たベトナム人の対応をしていました。ちょうどコロナ禍ということもあり、ワクチンの案内などの翻訳文を作っていました。
消防署の依頼で文章をつくったこともあります
印象に残ったエピソードとしては、赤ちゃんが生まれたばかりのベトナム人のお母さんから、転居先の小児科の手続きを教えて欲しいと依頼されたこともありました。転居先の小児科を調べ、電話して、つないであげたとき、メチャクチャ感謝され、嬉しかったです。