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エンだーマン
アラフィフ
得意エリア: 東武東上線、西武池袋線、JR武蔵野線沿線
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初めての「内見」を1週間後に控え、ワクワクとドキドキの感情に浸っていた頃、はたして賃貸の内見と購入の内見はどう違うのだろうか?そして限られた時間で、どこを測って、写真をとるなどうまくやれる自信がない感じもあり、気を揉んでいた。
その頃、RoomPlanというAppleの技術についての紹介記事を思い出し、調べてみると自分のiPhoneに対応していることや無料アプリが使えることなどがわかった。
これが『購入候補物件の内見』という一大イベントが目前に迫る中、内見でスキャンできるのでは?という考えに至り、どんな技術かも知らないのに勝手に興奮をおぼえた。これが「物件をまるごとスキャンする」という発想のスタート地点だ。
話は飛んで、結果この時に内見した物件を購入するに至ったのだが、まるでドラえもんのスモールライトの如く、スキャンした物件データをいつでも呼び出すこができるので、入居までの約1ヶ月で家庭内でのすりあわせにも大きく寄与したと感じる。今回その体験を少しでも多くの方にお伝えしたいという気持ちがあり、この記事を書かせていただきました。
まず、新しい技術?拡張現実??と聞くと尻込みしてしまう方も多いのではないかと思う。自分はITエンジニアでもなければ、特別新しい技術に明るいわけでもない、どちらかというとiPhoneはカメラ、SNS、モバイルSuicaくらいにしか使用しておらず、特別なにかの技能があるわけでもなかった。そんな自分でも十分使えたので皆さんも安心して欲しい。
「物件まるごとスキャン」に必要なのはLiDARスキャンに対応しているIPhoneかiPadとアプリの組み合わせだ。LiDARスキャン?まるで苦手科目で新しい単語が出てきた時のように、ここで心を閉ざしたくなる人もいると思う。私も同じような感覚をもった1人だ。だからLiDARスキャンという技術にはここでは触れないし、私もいまだに理解はしていない。それでもスキャンはできるので、詳しい説明はせずに単語として紹介し、先に進みたいと思う。なおAppleのサイトによると対応機種はiPhone 12 Pro/Pro Max以降のモデル、11インチiPad Pro(第2世代以降)および12.9インチiPad Pro(第4世代以降)で使用可能とある。そして今回使うアプリは3d Scanner Appというもの。英語ベースのアプリだが、いまのところ完全無料なうえ使い方はとても簡単なので気負わずインストールすることをお勧めする。
インストールしたら、さっそく身の回りをスキャンして慣れておく必要がある。 ざっくり言うと、スキャンは本体のカメラで対象物をくまなく撮影するだけ。細かい注意事項はいくつかあるが、本当に撮影するだけで限りなく本物に近いデータがスマホに記録されてゆくのだ。これを書いている今も困惑し理解が追いつかないほどSF感があるのにプロセス自体は簡単だ。
アプリを起動するとカメラ画面に見慣れた録画開始ボタン(赤丸)がある。右側にある(△NORMAL)を押下してRoomPlanを選択しておこう
どこでも良いので部屋の角に向けて録画開始ボタンを押せばスキャンモードがスタートする
公式情報によるとスキャン時は壁から2〜3m離れることを推奨されているが、そこはあまり意識しなくてよい(そもそも狭い日本の住宅で常に壁から数メートル離れるのは逆に難しい)